斎藤 智裕
の「kagerou」読みました。

あっという間に読んでしまいました。
前評判道理、とっても読みやすくて引き込まれる内容でした。
派遣切りや解雇などで、自殺を考えたり…自殺をしてしまう人の多くいる現代社会。
自殺とは?命とは?
生きる事の厳しさと尊さが、ミステリアスな物語で表現されています。
実際にはあるはずの無い、出来事なのですが
どんどん・・読み進んでしまいました。
最後がどうなるのか?
結局しんでしまうのか? 生きるのか?・・・
死を覚悟するほど苦しい時に相談できる人・頼れる人・すがれる人がいますか??
そしてその人に実際のところ、すがる事が出来ますか??
私自身も、あらためて考えずにはいられませんでした。
この主人公もそんな人が1人でもいたら…
自殺なんて考えなくても良かったのに…
私はそう思います。
真面目に一生懸命に生きてきたであろう、主人公さん
一人で問題を抱え、一人で解決しようとして疲れてしまった、主人公さん
「時には一人で頑張らず、頼ることも大切なんですョ」
って、伝えてあげたかったな~❤
若い作家の、若者らしい考え方から出来た作品だと思いました。
内容には、賛否両論あるようですが、ぜひ読んでみる価値のある
1冊だと思います。
ペンションの本棚に、置きます。
お泊りの際にはぜひご覧くださいネ!
ご宿泊中に読み終えると思います。